- 「本当に長く使えるの?」
- 「想定外の欠点があるのでは?」
ヨギボーは値段が高いため、失敗しないように私も購入する前にしっかり調べ購入しました。
結論としてはヨギボーを実際購入して何の問題もなかったのですが、やはり失敗や欠点を知っていて心構えができている部分も大きいと思います。
この記事ではヨギボーの失敗談を独自に集めてまとめています。
欠点も余さず紹介していますので、「購入前に悪い点をすべて知りたい!」という方はぜひ最後までお読みください。
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知っておきたい!ヨギボーの失敗体験談
ヨギボー経験者の失敗体験談を4つご紹介します。
どのような点が気になるのか・注意が必要なのか、事前に知っておくことで後悔のない買物が出来るようになります。
実際の失敗なのでぜひチェックしておいてください。
失敗1:購入後の2週間は臭い!
ボンドのような独特な臭いが気になりました。
使っていくうちに気にならなくなるだろうし、すぐにこの臭いも消えるかと思ったのですが、2週間程使っても臭いはなくなりませんでした。
ヨギボーソファーの中に入っているビーズが新しい状態だと発泡スチロール独特の臭いが気になります。
アウターカバーにもその臭いが染みているので、一度洗濯をして本体も1日陰干しする事で臭いがかなり軽減されます。(その後、自然と臭いはほぼ気にならない程度になります。)
商品が届いてからすぐ使うのではなく、最初にケアをしっかりとする事で快適なヨギボーライフを送ることが出来ます。
失敗2:明るいカラーは汚れが目立つ!
ヨボギーは、カバーが洗濯できるのは、うれしいポイントですが、カラーがブルーやホワイトなどは汚れが目立ちやすいので、汚れを付けないように注意しなければいけないので、気になりました。
明るくポップなカラーが人気ですが、気になるのはやはり汚れです。
洋服などでもそうですが、特にホワイトは多少の汚れでも目立ってしまい几帳面な人はかなり気になってしまうかもしれません。
カバーは洗濯が可能なので、汚れたらすぐ洗濯をしたり事前に何枚か予備のカバーを用意しておくといいかもしれません。
失敗3:夏場はムレて暑い!
体を包み込んでくれるのは良い点でもあるのですが、夏場にエアコンを使用していないとムレて仕方がありません。
座ると体をしっかりと包み込んでくれて快適なヨギボーですが、それが逆にデメリットとなってしまうケースもあります。
体にフィットする面積が多い分、熱が溜まってしまうので夏場等の暑い時には長時間座ると熱や汗でムレてしまいます。
暑い時には冷房をつけたり座る時間を短くするようにして、暑さ対策をする必要があります。
失敗4:ヨギボーのサイズ選びに失敗
ヨギボーのサイズ選びにご注意ください。
ヨギボーは
- ヨギボーマックス(Yogibo Max)
- ヨギボーショート(Yogibo Short)
- ヨギボーミディ(Yogibo Midi)
- ヨギボーミニ(Yogibo Mini)
と様々なサイズ展開をしています。
筆者は身長172cmの男性のため「ヨギボーマックスが大きくていいだろう」と購入しましたが、正直「失敗した!」と感じています。
大きすぎて気軽に使いづらいのです。
合わせて購入したヨギボーミニの方が圧倒的に使いやすいです。
こだわりががない限りヨギボーミニを選ぶことを筆者はおすすめします。
ヨギボーマックスを購入するのであればヨギボーミニを2つを購入した方が快適に利用できます。
参考:ヨギボーオフィシャルサイトより
意外と早い!ヘタリは半年程度からある
基本的には1年程度は快適に使えるのですが、家庭環境や使用頻度によっては半年程でへたってきてしまうことがあります。
へたりが早くなる原因として、
- 子供がいる家庭
- 座る時に同じ面ばかり使う
- 長時間座る事が多い
この3つが主な原因としてあげられます。
この中でも特に「子供がいる家庭」はへたるスピードが速い傾向があります。
子供が勢いをつけて座ったり、使う面がほとんど同じであったり、このような使い方を続けると中のビーズにかかる重さが分散せず一箇所に集中してしまうので座る部分のビーズが潰れてしまいすぐにへたってしまうのです。
へたるペースをゆっくり、より長く快適に使い続けるために座る面を変えたり、座る時間が長くならないように調整をしてみて下さい。
本当に快適すぎて堕落してしまう
一度座ったり寝転がってしまうと体をしっかりと包み込んでくれるので快適すぎてついつい休みすぎてしまいます。
疲れている時にヨギボーに横になってしまうと気づいたら数時間眠っていた、という事にもなりがちです。(我が家でも旦那がヨギボーに座るとまったく動かなくなります。)
長時間使い続けてしまうと中のビーズが潰れてしまうのでへたるのが早くなってしまいます。
そして、休みすぎてしまうと家事などの作業が手につかなくなってしまうので休みすぎには注意して下さい。
掃除機のとき移動させる必要がある
ソファーであれば掃除機をかける時に動かさなくても掃除は出来ますが、ヨギボーの場合は毎回移動させないと掃除が出来ません。
一番サイズが大きく重たいヨギボーマックスでも約8kgと柴犬と同じくらいの重量があるので毎回掃除の度に移動させるのは少し大変です。
掃除をする日にはヨギボーソファーの下にチラシ等を敷いておくと汚す事なく簡単に動かすことが出来るので、少し試してみて下さい。
ホコリや髪の毛が付きやすい
カバーの性質によるものなのか、ずっと使っているとホコリや髪の毛が付着してしまいます。
カバーがホワイトのような明るいカラーだと特に髪の毛は目立ってしまいます。(落ち着いた暗めのカラーを選べば汚れもホコリ等も目立ちにくいので個人的にはおすすめです。)
犬や猫を飼っている家庭ではより毛が付着してしまうので、洋服にコロコロをかけるついでにヨギボーにもコロコロをかけて日々ケアをする必要があります。(私は自身がよく髪の毛が抜けるのにプラスして飼い犬もヨギボーでよくくつろいでいたので毎日コロコロをしていました。)
意外とスペースをとる
ヨギボーミディやマックスは横向きに置くと長さがあるので意外と場所をとってしまいます。
長さの比較
- ヨギボーミディ 長さ125cm
- ヨギボーマックス 長さ170cm
横向きに置くことで寝転がって使う事が出来てとても快適なのですが、使わない時には邪魔になってしまいます。
この2つのヨギボーは縦向きで置いておくことが出来ます。
部屋の角に縦置きするのもいいですが、ヨギボーは縦向きでも自立出来るので部屋のどこに置いても大丈夫です。
背もたれのオプションは買うべき
ヨギボーソファーをより快適に楽しむために、「ヨギボーロールマックス」や「ヨギボーサポート」等のオプションを一緒に購入することをおすすめします。
オプション無しでももちろん快適なのですが、背もたれになる部分が少ないので物足りなさを感じてしまいがちです。
そこで、このオプションを使う事でしっかりとした背もたれ&肘置きになるだけではなく、単体でもちょっと昼寝をしたい時にマクラとして使う事が出来ます。
- 1人で使うのであれば「ヨギボーサポート」
- 2人以上で使うのであれば「ヨギボーロールマックス」
このように使い分ける事でより快適なヨギボーライフを楽しむことが出来ます。
ヨギボーのカバーと同じ柔らかい素材で作られた「ヨギボーブランケット」も個人的におすすめです。
秋冬だけでなく、夏にも冷房で冷えた体を優しく温めてくれるのでとても快適です。
しかし、ヨギボーソファーとブランケットの併用はかなり中毒性が高いのでうっかり寝てしまわないように気をつけて下さい。
低い位置からの立ち上がりは不便
ヨギボーソファーは体をしっかり包み込んでくれて快適なくつろぎを与えてくれるのが魅力です。
しかし、その一方体にフィットしすぎてしまい一度座ると立ち上がる時に体の動きに合わせてヨギボーも一緒に動いてしまうので立ち上がるのにコツが必要です。
立ち上がる時に床に手をついたりヨギボーのサイドに手を付いて立ち上がろうとするのではなく、壁や棚などに手を付けば力が逃げないので簡単に立ち上がる事が出来ます。
ヨギボーに座ってくつろぐ時には、立ち上がる時のとこを考えた場所を考える必要があります。
ベッドとしては利用できない
ヨギボーミディやマックスは横向きに置けば寝転がって快適にくつろぐ事が出来ます。
快適すぎてうっかり長時間眠ってしまいがちですが、ベッドのように使ってしまうと体に密着する分汗で湿気が溜まってしまいカビがはえやすくなってしまいます。
体にフィットしていて寝返りがうてないので、長時間寝てしまうと体が痛くなる可能性もあります。
「カビがはえやすくなる」「体が痛くなる危険がある」この2つのデメリットを考えると、ヨギボーはあくまで「ビーズソファー」として楽しむだけにして、寝る時はちゃんと布団やベッドで眠るようにした方がいいと思います。
ヨギボーロールマックスは抱き枕として使う事が出来、ヨギボーブランケットは柔らかい感触で優しく体を温めてくれるので寝る時にはこういったヨギボーを楽しむことが出来ます。
リモコンや本、テーブルの位置関係が変わって不便
ヨギボーでくつろぎながらテレビを見たり本を読んだりしてくつろごうとした時に、まずリモコンや本を手元に持ってくる必要があります。
ここまでは問題ないのですが、くつろぎ終わった後立ち上がる際に一旦近い場所にリモコンや本を置くのですがうっかりこのまま置きっぱなしになってしまう可能性があります。
このように置きっぱなしにしてしまうと、また使おうとした時にどこに置いたかが分からなくなるので探すのに時間がかかってしまいます。
ヨギボーから立ち上がる時に物を持ったままだと立ち上がりにくいので近くに置くのは仕方ない事なのですが、その後定位置に戻すことを忘れないようにしなければいけません。
ヨギボーを持って帰るのが大変
ヨギボーの中身は軽いビーズといえ、ヨギボーミニですら4kg以上ありしかも両手で抱えるほどの大きさがあります。
車で持ち帰る予定であっても、ヨギボーを購入すると他のものが入らなくなります。
下の写真は軽自動車でヨギボーミニとヨギボーロールマックスを購入したときのものです。
トランク奥行きに収まらず、座席上に置く形になりましたし、子供たちの前にヨギボーロールマックスを置かざるえない状況でした。
後部座席をたおしたとしても、ヨギボーミニ2つ程度が限度かなと思います。
商品がなかなか届かない
ヨギボーは日本での販売が始まってからひどい時には購入してから届くまでに2ヶ月近くかかったという人がたくさんいます。
購入してから届くまでに1ヶ月以上過ぎてしまうと「本当に届くのか」と不安に感じたり、実際に届いた時に家にいなかった場合更に受取に時間がかかってしまいヨギボーに対する評価が下がってしまい悪い所ばかり目についてしまい快適に過ごすことが出来なくなってしまいます。
しかし、今では購入から商品が届くまでに約2週間と状況は改善されてきています。
注文が殺到している時には3週間~1ヶ月と時間がかかってしまう事もありますが、タイミングによっては2週間より早く届くこともあるようです。
ヨギボーは送料が高い
送料については発売当初から気になる点として多くあげられています。
「5万円(税込5.5万円)以上の注文で送料が無料」なのですが、ヨギボーマックスを1つ購入しても32,780円(税込)なので送料無料になる5万円には少し届きません。
ちなみに、送料の目安を一覧にすると↓
- ヨギボーマックス等:3,630円(税込)
- ヨギボーミディ、ヨギボーポッド等:3,080円(税込)
- ヨギボーミニ等:2,420円(税込)
- ヨギボーサポート、ヨギボーロールマックス等:1,980円(税込)
※離島の送料は別途確認してください。3倍ほどの価格となります。
やはり送料でこの金額は少し高いように感じます。
ヨギボーを購入する時には、1つだけではなく「ヨギボーサポート」や「ヨギボーブランケット」等のオプションやマックスとミニ等、家族全員が楽しめるようにまとめて一緒購入をしてへたれた時の事も考えてこの時に補充ビーズもプラスして送料を無料にするのも一つの手だと思います。
失敗はあるけど・・・快適!生活を変えてみたい方には本当におすすめ!
ヨギボー購入者の中には様々な失敗談もありますが、座り心地が快適なのは事実です。
一度使ってみると、ソファーや座椅子では取りきれない仕事や家事の疲れを癒してくれて今までの生活をワンランク上げてくれるのがヨギボーの魅力だと私は思います。
- 「生活をもっと快適にしたい」
- 「日常に癒しが欲しい」
- 「家で日々の疲れを取りたい」
このように生活をより快適に変えてみたい方にヨギボーはおすすめです。(快適すぎて堕落しないようにだけ気をつけて下さい。)
ヨギボーマックスやミディだけでなく、ヨギボーサポートやヨギボーブランケット等のオプションを一緒に使う事でより快適な生活を送ることが出来るので是非候補にあげてみて下さい。
まとめ
「人をダメにするソファー」として人気のヨギボーは、実際に使ってみても快適すぎて堕落してしまいそうになるほど座り心地が良いです。
しかし、購入から届くまでに2週間程度かかってしまいいざ届いてもなにもしなければ約2週間はボンドのような独特な臭いが気になってしまいあまりくつろぐ事が出来ません。
この臭いはアウターカバーの洗濯や陰干しでほとんど気にならなくなるので使う前のケアがとても大切です。
使う前だけでなく使い始めてからも、
- すぐにへたれないよう、使いすぎに気をつける。
- 楽に立ち上がれるようにコツを身につける。
- リモコン等をあちこちに置かないように定位置を決める。
このように、不満なく快適に使い続けることが出来るようにしなければいけません。
ヨギボーミディやマックスは座り方によって背もたれを作る事が可能ですが、ロールマックス等のサポート用品を一緒に購入するとよりしっかりした背もたれが出来るのでより快適になります。
別々で購入すると、それぞれに送料がかかってしまうので補充ビーズ等も含めてすべて一緒に購入して送料を無料に出来ればかなりお得になります。
ヨギボーのメリットだけでなく、デメリットを把握する事で事前に対策を知ることが出来るのでより早くヨギボーを最大限に楽しむことが出来るようになります。